膣乾燥についての大切なポイント
- 膣乾燥は加齢や閉経による皮膚の老化現象です
- 膣乾燥を改善する方法には膣ヒアルロン酸注入や膣脂肪注入があります
- 膣脂肪注入は効果が半永久的で、膣乾燥だけでなく引き締め効果、尿漏れや不感症の改善など複数の効果が期待できます
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膣乾燥とは
あなたは“膣の乾燥”という言葉を耳にしたことはありますか。
膣の粘膜が乾いてしまうことなんて日常生活のなかで意識することはほとんどありませんので、膣が乾燥してしまうなんて聞くと不安に感じたりする方がいらっしゃるかもしれません。
でも、たいていの女性は年齢をかさね50から60代ぐらいに差し掛かると、生理が終わり、いやゆる閉経することで膣の乾燥を感じ始めるようです。

デリケートゾーンにも加齢による老化現象はでてきますし、膣の粘膜もお肌と同じように新陳代謝を繰り返しながらターンオーバーを繰り返しています。
いつも粘膜でおおわれているカラダの器官は、粘膜を維持するために粘液を分泌して湿潤環境を整え維持していますが、膣も同じように粘膜の潤いが保たれるような仕組みとなっています。
空気が乾燥する秋から冬にかけて喉の奥が乾きやすく感じたり声がかすれやすくなることがありますが、喉や口のなかも粘膜で覆われていて粘液が分泌されることで湿潤を保っているため乾いてしまうとパサつきやすくなりますが、膣が乾くことも同じような状況であるとイメージしていただくと良いかもしれません。
粘液は粘膜器官の表面の細胞をしっかりコーティングして守り、ウィルスや病原体などの侵入を防いでくれているのです。
それでも粘膜組織の機能が低下したり乾燥が強い場合には、表面のコーティングが乾いて剥がれやすくなり粘膜がダメージを受けることで、秋冬などの乾燥する季節には喉に痛みや乾きを感じやすくなります。
膣粘膜についても、お肌や他の粘膜器官と同様の状況が起きてしまいます。
膣が乾燥することで起きる悩み
秋や冬など空気中の湿度が下がり乾燥する季節になると喉や気管支が乾いて痛みやすくなるように、女性の膣粘膜も乾燥によりカサついてヒリヒリとした痛みを感じたり、皮膚が擦れたりすることによる痒みを感じやすくなります。
女性がある程度の年齢に達すると生理が止まり閉経という、ひとつの加齢による老化現象により膣周辺の粘膜の分泌量が低下して乾きやすくなってしまいます。
さらに人間の身体の仕組み上、加齢とともに新陳代謝はどうしても低くなってきますから、膣の粘膜細胞もターンオーバーは若い時ほど活発におこなわれなくなり遅くなるため、若い時よりもさらに膣の乾燥を感じやすくなってしまうというわけです。
ですので、閉経後は特に膣周辺が乾燥することでヒリヒリと軽い痛みを感じたり、どことなくむず痒い状態が生じることになりますので、生活のなかで頻繁に不快感を抱きやすくなるかもしれません。

それでも近年は美容形成医療の発達により、このような膣乾燥による日常生活での不快感を解消することは可能です。
主に婦人科形成外科がその代表的な診療科目となっており、女性特有のデリケートゾーンまわりのお悩みや不快感を解決することができますし、日本だけでなくグローバル規模でこれらの施術はおこなわれています。
当ルーチェクリニックにおいても、デリケートゾーン専門の婦人科形成外科医の女性医師が在籍しており、膣乾燥のお悩みに関しても、女性の医師が同性の視点で丁寧にヒアリングし、治療させていただいております。
具体的な治療方法としては、もっとも効果が見込める方法として膣脂肪注入や膣へのヒアルロン酸注射などによる施術で治療対応させていただいております。
膣乾燥を治す膣ヒアルロン酸注射について
膣乾燥への治療としてのヒアルロン酸注射は、膣の粘膜にヒアルロン酸を直接注射する治療方法となります。
ヒアルロン酸という成分名を聞いたことがある方も多いかもしれませんが、ほうれい線を目立たなくするなどのアンチエイジング効果を期待した治療で使用されることが多いです。
そのほか、お顔の輪郭をくっきりさせたり、お鼻やあごをシャープにする美容整形手術でも使用されることが多いでしょう。

ヒアルロン酸がもともと人の体内に存在する成分であり、身体の中に人工的な異物を注入することにはならないため、安全性の面からも手軽に利用されやすい成分でもあります。
膣の乾燥の治療にも、ヒアルロン酸成分を膣粘膜に注入して利用されています。もともとカラダの中にある成分であるヒアルロン酸は湿潤を保ち乾きを防いでくれる性質があります。
高い保湿効果から美容液や化粧水などに高濃度のヒアルロン酸が含有されているという表記を見かけたことがある方も多いかもしれません。
これらの商品はヒアルロン酸の高い保水力や相対的な温度の変化を受けにくい特性を利用して製造されています。
ヒアルロン酸を直接に膣粘膜に注入することで、膣粘膜の水分はヒアルロン酸の高い保水力で維持され、膣の潤いがキープされやすくなります。
膣の乾燥はヒアルロン酸の特性である潤い効果や保水力で改善されて、乾燥によるヒリヒリとする違和感や痛み、むず痒い感じがなくなるようになります。
さらに膣にヒアルロン酸を注入することによって乾燥の改善だけでなく、膣のボリュームアップにともなう引き締め効果や尿漏れの改善、性交渉時にはパートナーの方の満足度を向上させるなど複数の効果が期待できます。
ヒアルロン酸注射は膣乾燥の改善だけでなくその他のメリットも複数あるので、まさに一石四鳥といえるほどたくさんの利点があるといえるでしょう。
治療施術自体はおよそ30分程度の短時間の手術となるため、すぐに気軽にお受けいただける治療法としても人気が高い理由となります。
膣乾燥を治す膣脂肪注入について
膣乾燥のもうひとつの方法としてご紹介させていただく膣脂肪注入は、最もオススメの治療方法であるといえます。
具体的な手術方法としては膣に脂肪を注入することになりますが、脂肪成分はご自身の太ももやお腹周りなど、比較的余裕のある部位の脂肪細胞を吸引採取して膣に注入し直す治療方法です。

カラダのなかでも余分に脂肪がある部位から採取しますので、吸引した場所は少し脂肪が減るため部分的にダイエットした状態と似たような感じになるかもしれません。
要するにカラダの中で余っている脂肪細胞を吸引して、再び必要な場所に注入するわけですから究極のリサイクル治療といえるかもしれません。
またヒアルロン酸のようにカラダにもともとある成分であるため吸収されてしまうこともなく、一度きちんと定着することでその効果は半永久的に維持できるというメリットがあります。
もともとはご自身の脂肪細胞となりますので、20キロ以上の極端な体重の減量をしない限り、しっかりと定着した脂肪はなくなることがありません。
また膣脂肪注入のメリットとして、脂肪内の幹細胞が活発に活動して毛細血管やお肌にハリを持たせる線維芽細胞を新生させるため、よりおおくの脂肪細胞が定着しやすいという報告結果があるくらい効果が高いと評価されているのが特徴です。
たとえば、目の下や頬に脂肪を注入することで皮下の肌の状態を維持する層が活性化によりターンオーバーが促され、肌が若返ることによる美白効果があるという論文が報告されております。
膣の粘膜に脂肪を注入した場合にも同様の効果を期待できるといえます。
幹細胞を含んだ脂肪を膣に注入することで、粘膜細胞の活動を刺激して活性化させて、老化がすすんでいた粘膜細胞の新陳代謝が活発になり粘液の分泌も増えることで、膣のハリや潤いを改善することができます。
さらにはヒアルロン酸と同様の他の効果、膣の引き締めや尿漏れ改善効果、性交渉時に感度がアップしたりパートナー満足度の向上を実感できることかと存じます。
なによりも膣脂肪注入は1回目の治療後から効果をしっかりと実感できますので、そのような点も含めて最もおすすめできる治療方法となります。
膣乾燥についてのまとめ
今回は膣の乾燥とおすすめの治療方法についてご案内させていただきました。
膣の乾燥は加齢による肌の老化と閉経によって生じる、女性だけのデリケートな悩みのひとつです。
乾燥が進むことで膣の粘膜機能は減退してしまい、ヒリヒリとした痛みや違和感、カサつきによる痒みなど日常生活でつねに不快感を抱きやすくなってしまいます。
これらの悩みを解決する治療法が、膣ヒアルロン酸注射と膣脂肪注入になります。
それぞれ治療方法にはメリットとデメリットがありますが、どちらも膣乾燥には有効な治療改善策となります。
膣ヒアルロン酸注射については、体内に存在する成分を注射するだけなので、とても気軽に受けることができる治療ですが、問題は身体のなかにもともとある成分ゆえに、月日の経過とともに身体のなかに吸収されてなくなってしまう点があります。
一方、膣脂肪注入での治療においては、体内の別部位の脂肪を吸引する必要があるため、ちいさな切開を伴う手術形式になります。
1時間程度のショートタイムで終了する手術とはなりますが、注入した脂肪が膣にきちんと定着すれば、効果は半永久的になりヒアルロン酸のように溶けてなくなってしまうようなことはなくなります。
どちらの方法でも膣乾燥は改善できますし、膣の引き締めや尿漏れ改善効果、性交渉時の感度アップやパートナーからの満足度向上などの効果は期待できますが、これらの効果をより高く長持ちできるのは膣脂肪注入による手術となります。

ご自身の体質やご希望をもとに、どちらの治療が適しているかについては、婦人科形成外科のエキスパートである当クリニックの女性医師にお気軽にご相談してみてください。
婦人科形成関連ページ
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婦人科形成研究会では、専門医師どうしで活発な意見交換を行っています。
婦人科形成統括医師・著者医師

略歴
2005年 筑波大学医学部卒業
2007年 東京大学形成外科
2014年 日本医科大学形成外科 助教
2017年 日本医科大学形成外科 講師
2019年 ルーチェクリニック銀座院
資格
東京大学大学院医学博士
日本形成外科学会専門医
日本創傷治癒学会 評議員
日本創傷外科学会 学会誌編集委員
記事監修
このページは医療に関わる専門的な内容になっています。
そのため、医師免許を持った加藤晴之輔総院長をはじめ、
日本形成外科学会(JSPRS)専門医、
日本美容外科学会(JSAPS)正会員を
有するルーチェクリニック医師陣が監修し制作しております。
記事総監修医師:加藤晴之輔
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