眉下切開とは上まぶたのたるみを取る治療です。
しかし巷では眉下切開をしても変わらないという噂も
飛び交っています。
それって本当なのでしょうか、詳しく検証していますね。
眉下切開とは
眉下切開術とは端的に言うと上瞼のたるみを取る手術です。
上まぶたが重力と老化現象によって徐々にたるんできます。
目尻の方から徐々に皮膚が垂れてきて目が小さくなっていきます。
最初は自覚症状がありません。
なんとなく夕方に目が重くなるパソコン作業。
事務作業をすると、なんとなく夕方に目が辛い、、
そういったところから
徐々に二重の幅が狭くなってきた、
黒目が小さくなってきた、、、
というように進行していきます。
この頃になると皮膚をつまんで持ち上げていた方が
目が楽だと言ったことにもなってきています。
このように皮膚が伸びてたるんでしまった
上まぶたに対して、最も有効な方法は
「眉下切開たるみ取り」なのです。
眉毛の下で皮膚を切って取るために眉下切開と言います。
眉毛下切開術、眉下リフトと呼ぶこともあります。
眉下切開 で変わらないこと
眉下切開で変わらないこととは、
眉下切開をしても変化がない、
効果がないということではありません。
眉下切開で変わらないもの、それは目元の印象です。
実は上まぶたのたるみ取りには、切開の位置が 2種類あります。
眉下切開のように眉毛の下の部分で皮膚を切開する方法と
もう一つは二重のラインで皮膚を切開する方法です。
二重のラインで皮膚のたるみを切開する方法は
皮膚を取る量が少なければさほど問題ないのですが、
たるみが強く皮膚を大きく取らなければいけない場合、
二重のラインで切開をすると
厚ぼったい重たい二重になってしまい、
いかにもな感じの仕上がりになってしまいます。
また、もともと一人の方が二重のラインでたるみを取ると
どんなに控えめに行っても必ず二重になってしまい
印象が変わります。
一方で、眉下切開は目元の印象が変わらない、
すなわち顔の印象も変わらないのです。
ここが眉下切開の最大のメリットの一つと言えます。
端的に言えば眉下切開することで、目元が20代に戻ります。
一重の人が一重のまま、二重の人は元々の二重の幅に戻ります。
眉下切開は目元の印象が変わらないので
仕上がりもとても自然で、何百回、何千回と手術を行っていますが、
印象が違うということで、
患者様からご意見を頂いたことは一度もありません。
それくらい自然にたるみが取れるとても良い手術なのです。
それでは前にした切開で 何も変わらない事って本当にあるの?
では眉下切開で変わらない、
効果が全くないということは本当にあるのでしょうか。
基本的には、しっかりとたるみをとってあげれば、
たるみは改善しますし、
効果の実感を得られるはずです。
しかし次のようなことが起こると
眉下切開でも効果が得られず全く変わらないということが
起こり得ます。
眉下切開で変わらない原因1:切除する皮膚の量が少ない
眉下切開はたるみを取る手術です。
たるんだ皮膚を取らなければなりません。
したがって切除する皮膚の量が非常に少ない場合、
その効果も小さくなってしまいます。
皮膚を取りすぎてしまうと
逆に目を閉じられなくなってしまうので、
目を閉じられる範囲内でしっかり皮膚を取ることがポイントです。
しっかり皮膚を作ってあげれば眉下切開をしても
効果がなかった、変化がなかった、
ということは起こり得ないので、
たるみをしっかりと取ってもらうことが大切です。
眉下切開でかわらない原因2:皮膚を切除する幅が小さい
上まぶたがたるんでくる時、
まぶたの皮膚のたるみは目尻側からたるんできます。
すなわち目尻側から皮膚が取れて目が小さくなっていきます。
またそのたるんだ皮膚が目尻のシワの原因になったりもします。
多くの方はこの目尻の方のたるみから気になり始めます。
ですので目尻の方の皮膚をしっかり取らなければ
その効果を実感することができません。
目頭の方だけ少しとってもそれによって目尻のたるみが
改善するわけではないので、
目頭から目尻皮までしっかりと皮膚を切除幅をとり、
特に目尻の方の皮膚をしっかり取ります。
目尻の方を特にしっかり幅を広げて皮膚を取ることが大切です。
眉下切開は追加で皮膚のたるみをとることができる
もし、万が一眉下切開で変わらなかった場合、
皮膚を追加で切除すれば修正できます。
多くの場合たるみの原因である皮膚の切除の量が足りません。
最低でも3ヶ月程度あけ、追加でたるんだ皮膚を切除してあげれば
確実に効果を得ることができます。
もし全く効果を実感できないという場合は
皮膚の切除切除量が足りないかもしれません。
その場合は再度皮膚を追加で取ることができるかを
検討すると良いでしょう。
眉下切開変わらないのまとめ
眉下切開で変わらないものは目元の印象です。
目元の印象が変わらないので、
一重の方は一重のままですし、
元々二重の方も20代の頃のくっきりとした綺麗な
二重に戻ります。
通常の方法ではいかにもやってしまった感の目元になりかねません。
眉下切開はこのように目元が変わるリスクがゼロですので
安心して受けることができます。
また本当に効果が実感できないで変わらなかったという場合は、
皮膚のたるみを切除する量が少ない可能性が高いです。
追加で切除するという修正も可能ですから、
その場合は遠慮なくクリニックの先生に相談してみましょう。
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記事著者
このページは医療に関わる専門的な内容になっていますそのため、医師免許を持った加藤晴之輔総院長をはじめ、
日本形成外科学会(JSPRS)専門医、日本美容外科学会(JSAPS)正会員を有するルーチェクリニック医師陣が監修・著者をし制作しております。
記事著者医師:加藤晴之輔
総院長略歴
- 岐阜大学医学部卒
- 東京大学大学院医学博士
- 医療法人社団光美会 理事長
- ルーチェクリニック 総院長
- 自治医科大学形成外科非常勤講師
代表的な資格
- 日本形成外科学会専門医 専門医一覧
- 日本美容外科学会正会員 名医を探そう
- 日本美容外科学会評議員 評議員一覧
- 国際美容外科学会正会員 Find a surgeon
- 日本再生医療学会会員
- アメリカ形成外科学会正会員
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