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膣ヒアルロン酸、20代、30代、40代、50代、それぞれの治療目的

膣ヒアルロン酸注射には様々な治療効果があります。

膣の引き締め、尿漏れ改善、膣の潤いの改善、不感症の改善などです。

では年代別にそれぞれの適用はどのようなものかを解説したいと思います。

 

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膣ヒアルロン酸とは?

膣ヒアルロン酸とは、デリケートゾーンの膣粘膜にヒアルロン酸を

注射する治療法です。

なぜヒアルロン酸を注射するかというと、

デリケートゾーンのお悩みを解決できるからです。

解決できるお悩みは膣のたるみ、膣の乾燥、尿漏れ、不感症などです。

これらのお悩みは年代によっても異なりますし、

またどの年代にも起こり得るお悩みでもあります。

特徴的な年代別の適用や解決できるお悩みを解説していきましょう。

 

膣ヒアルロン酸 10代

10代前半では二次成長が起こるタイミングです。

初潮があり生理が始まります。

膣のヒアルロン酸注入は、生理が始まる前はする必要がありません。

また10代半ばでも積極的に治療を行う必要はありません。

10代後半になりますと性交渉の機会が出てきます。

また最近ではインターネットやSNSの発達とともに

様々な情報を簡単に手に入ることができるので、

膣ヒアルロン酸注射を希望される方もいなくはありません。

10代の膣の状態は、たるみもありませんし

乾燥もなくうるおいも十分にあります

では何のために行うかと言うと、膣ヒアルロン酸をすることで

膣がより引き締まり、潤いが生まれ、

より性交渉での感度やパートナー同士の満足度が高まること

が考えられます。

注意しなければいけないのは、10代は未成年ですので、

親御様などの親権者の同意が必要となります。

お父様もしくはお母様の同意のサインを受けてから

治療を受けてください。

膣ヒアルロン酸②

膣ヒアルロン酸 20代

20代になりますと社会生活も広がり、

パートナーを持つ女性も非常に多くなります。

また社会人でもあり、ご自身の裁量で治療を自由

受けられるようになります。

膣ヒアルロン酸は20代も最もご希望の多い年代層のひとつです。

デリケートゾーンも十分に活発な状態なので、

メインのご希望は膣を引き締める、

膣ヒアルロン酸で、より性交渉時の感度を高める、

パートナーとの満足感をより高める、といったご希望が多いです。

 

膣ヒアルロン酸 30代

30代の患者様も20代の患者様とご希望のニーズはあまり大きく変わりません。

付け加えるならば、20代後半から30代にかけて

出産を経験する女性が多くなります。

妊娠・出産では、赤ちゃんは膣を通ってでてきます。

この時、膣は激しく引き伸ばされるわけです。

その結果膣の緩みが悩みの一つとなることが多いです。

また出産を機に骨盤の筋肉がゆるみ、

膣のゆるみが気になり始める年代でもあります。

膣ヒアルロン酸は膣の引き締め効果が高く

また尿漏れの改善にもなります。

出産に伴う膣の引き締めや尿漏れ改善の膣活として

ヒアルロン酸注射は最適と言えます

 

膣ヒアルロン酸 40代

40代に入りますと個人差はありますが早い方は閉経が始まります。

閉経が起こり始めると女性ホルモンが大きく変動します。

更年期障害なども出始めてきます。

実は乾燥し始めるため性交渉などでは乾燥により摩擦のが起こり

痛みの原因となったりしてしまいます。

その結果不感症を増長させてしまう可能性があります。

また乾燥してしまいますと膣の免疫機能が落ちてしまうので

ばい菌が入りやすくなり感染症のリスクが高まってしまいます。

また年齢的にも筋肉が弱まってくるので膣の緩みや尿漏れのお悩みも

顕著になり始める年代と言えます。

膣のヒアルロン酸は水分を保持してくれるので膣に潤いを与え

同時に引き締め効果尿漏れ改善効果を期待することができます。

膣ヒアルロン酸③

膣ヒアルロン酸 50代

50代になりますと身体全体の老化現象がはっきりしてきます。

デリケートゾーンで言うと尿漏れや膣の乾燥が、

また膣の緩みがよりはっきりとしてきます。

閉経によって更年期障害もあるので

これらのお悩みをヒアルロン酸注射で改善してあげると良いでしょう。

膣の広い範囲にヒアルロン酸を細かく丁寧に注射していくことで

膣全体の引き締めになります。

またヒアルロン酸は水分を保持し、キープしてくれる性質があるため、

膣全体の潤いが戻ります。

また膣全体の厚みも増して

骨盤内がしっかりするので尿漏れの改善効果にもつながります。

 

膣ヒアルロン酸の効果はどの年代でもわかる

このように典型的な年代別の症状、お悩みと

膣ヒアルロン酸の効果をまとめました。

しかし、お悩みは年代でかっちり分かれる、

というわけではありません。

例えば出産をしていない20代前半の女性でも、

尿漏れで悩んでいる方は実は多くいらっしゃいます。

ちょっとお腹に力を入れたとき、立ち上がる時、

わずかではありますが尿漏れが気になるということは

決して珍しい悩みではありません。

そういった小さな悩みでも、膣のヒアルロン酸注射で

その悩みを解決することができます。

また50代、60代でも性生活が活発な方はいらっしゃいます。

そのような方こそ、ヒアルロン酸注射で

膣の引き締め、膣の潤いなどを改善することにより

性生活の満足度を高めることができます。

膣のヒアルロン酸注射の効果は年代別で限定されたものではなく、

どのお悩みもどの年代でも解決できるというメリットがあります。

膣ヒアルロン酸④

 

膣ヒアルロン酸 10代、20代、30代、40代、50代まとめ

以上のように膣ヒアルロン酸はこの年代層しかできない

という治療ではありません。

女性特有のデリケートゾーンのお悩みはどの年代でもあるもので、

膣ヒアルロン酸はどの年代でも少なからずある

お悩みを解決することが可能です。

少しでも自分に当てはまるな、というものがありましたら

遠慮なく女性医師がたくさん在籍している

ルーチェクリニックにご相談くださいね。

 

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婦人科形成統括医師・著者医師

著者医師 佐野仁美(ルーチェクリニック銀座院院長)

 

略歴

2005年 筑波大学医学部卒業

2007年 東京大学形成外科

2014年 日本医科大学形成外科 助教

2017年 日本医科大学形成外科 講師

2019年 ルーチェクリニック銀座院

資格

東京大学大学院医学博士

日本形成外科学会専門医

日本創傷治癒学会 評議員

日本創傷外科学会 学会誌編集委員

 

担当医師

佐野 仁美

堀口 舞

山口 華央

 

記事監修

このページは医療に関わる専門的な内容になっています。

そのため、医師免許を持った加藤晴之輔総院長をはじめ、

日本形成外科学会(JSPRS)専門医、

日本美容外科学会(JSAPS)正会員を

有するルーチェクリニック医師陣が監修し制作しております。

記事総監修医師:加藤晴之輔

   

 

総院長略歴

  • 岐阜大学医学部卒
  • 東京大学大学院医学博士
  • 医療法人社団光美会 理事長
  • ルーチェクリニック 総院長
  • 自治医科大学形成外科非常勤講師

 

代表的な資格

 

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